揚げ物の基礎・上手な揚げ物のコツ

から揚げのコツ

 

 

天麩羅、トンカツと共に大人気なのが「から揚げ」です。から揚げは、とにかく子供から大人まで大好きな人が大勢いますよね。から揚げの難点はしっかり揚げるとちょっと固く仕上がってパサパサになってしまうことでしょう。

 

から揚げでよくある失敗ですが、中までちゃんと火が通ったかが心配で、ついつい揚げ過ぎになって、その結果固く、パサパサになり、焦げたりもしてしまうことです。これはもちろん加熱し過ぎなのです。

 

こうした失敗を避けるためには2度揚げすることをお勧めします。これで鶏肉が固く、パサパサになるのを防げます。

 

外がカリカリ、中はジューシーというのがから揚げの理想ですが、これにもポイントがあります。まず、材料の鶏肉に味をつけたら、それをよく揉んで味を染み込ませることです。これで柔らかくもなります。そして、小麦粉と片栗粉の比率を50%にすることで旨みを閉じ込めます。更に2度揚げにして、柔らかくカリッとしたから揚げにします。このポイントを守るだけでも。から揚げをかなり美味しく作ることができます。

 

2度揚げの方法ですが、余熱で火を通すのがポイントです。最初に2分揚げて4分休ませる、次に50秒揚げる、といった感じです。一度に投入する材料の量や、鍋の大きさ、油の量などいろいろ条件がありますから、各自、最適な2度揚げの要領を見つけるようにしてください。